2nd Track2 Summertime

「Summertime」は、クラシックの分野でも大活躍したガーシュインの代表曲の一つです。
ジャズというジャンルを越えて、例えばオリビア・ニュートンジョン、スティーヴィー・ワンダー、ジャニス・ジョプリンといったポップス歌手にもカバーされています。日本では、なんとあの森進一もこの曲を取り上げていて、これがまたとても雰囲気があって良いのです!今までに2600を超えるカバーが存在することからも、この曲がどれだけ人気なのかがわかると思います。
ジャズはそんなに詳しくないという人でも、この曲は気だるい雰囲気とまったりとしたメロディーが耳に残るので、曲を聴けばどこかで聞いたことがある!と思われる方も多いのではないでしょうか。
この曲は、もともと、ガーシュインが、「Porgy」という小説を読んでインスピレーションを受けたオペラ作品「Porgy and Bess」に使われた曲で、歌詞の内容は、子どもに歌って聞かせる子守唄のような内容となっています。
夏の暑い気だるさを見事に音楽にしていますが、曲の背景にあるのは、黒人の奴隷の問題なので、実際にはとても重いテーマではあるのですが、そういうことも含めて、この曲は後世に残るスタンダードナンバーなのではないかと思います。
この曲を聴いてぼくが思い浮かべたのは夏の海の風景ではなく、うっそうと緑が生い茂る山や森の風景。
湿度があり、そのせいでより緑が濃くなっているような、そんな光景を表現してみました。
販売価格
1,980円(税180円)
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