December LIMITED Walk on, Walk on by

【ライナーノーツ】
「恋人がサンタクロース」「ロッヂで待つクリスマス」など、
ユーミンの曲にはいくつかのクリスマスソングがあります。
この「Walk on Walk on by」は特にクリスマスソングというわけではないのですが、
イルミネーションに彩られた冬の夜の街の情景が描かれていて、
なんとなくクリスマスっぽい雰囲気で好きなんです。
雪の降る通りを恋人と一緒に歩いている時に、
その恋人がその昔愛していた人を見かける。
その人も新しい恋人と一緒に歩いていて、こちらには気づいていない模様。
だから、そのままお互いに気づかずにすれ違って欲しいという
なんとも切ない場面を歌っています。
シナリオ、台詞、ひと幕、エキストラ、といった映画を彷彿とさせる単語も散りばめられ、
まるで映画を見ているような気分になるのもお得意のユーミンマジック。
単なるラブソングじゃなくて、そこに切ない状況をさりげなく織り込んでいるところがこの曲もミソ。
KEN' NIGHTの「When I Fall in Love」に青緑のラメと、
雪を思わせるようなシルバーのラメを入れてもらい、
アンニュイさと街のキラキラ感の両方を表現してみました。

【色彩心理と象徴】
・ベースカラー:紫がかったピンク(モーヴ寄り)
→ 感情の揺らぎ・切なさ・内省的な優しさを象徴する色。紫は精神性や直感、
ピンクは愛情や優しさを表し、その中間にあるこの色は、
「過去の愛への慈しみ」「ふっきれたやさしい余韻」といったニュアンスを含んでいます。
まさに“何も言わずにすれ違う夜”の心象風景。
・ラメカラー:青緑+シルバー
→ 冬の夜空やイルミネーション、雪の輝きのような煌めき。
ベースのアンニュイさにキラキラとした希望や未来の予感を添える、静かな中にも動きのある演出です。

【活用シーン】
・冬の夜を描いた物語や手紙、詩のタイトルに
 “想いが残るけれど、それでも前に進んでいく”
そんな感情のゆらぎを表すのに最適。
・映画やドラマのワンシーンのようなジャーナリングに
 日記、ポエム、あるいは記憶の断片を綴るとき、インクの色とラメの表情がぴったり寄り添います。
・年末に想いを込めたカードや便箋に
 「よいお年を」よりも少し個人的で、感情のこもったひと言を綴るのに◎。

【おすすめの使い方】
・グレーの紙に書いてラメを際立たせる
 まるで夜の街に浮かぶ光のように、シルバーと青緑のラメが幻想的に光ります。
・スタンプとの組み合わせで「映画のワンシーン風レイアウト」
 街灯、雪、人物のシルエットなどを組み合わせると“すれ違うふたり”の情景がぐっと深まります。

【ひと言まとめ】
「ふたりは気づかないまま、雪の街をすれ違っていく。」
紫ピンクの切なさに、冬のきらめきを添えた、大人のための映画色インク。
販売価格
2,200円(税200円)