3rd Track 08 It's Only A Paper Moon

元々は、劇のために作られたり、
映画のために作られたりしたものが、
のちにジャズとして歌われるというパターンは比較的多いのですが、
この曲も最初はブロードウェイで上演された劇のために作られ、
その後映画でも使われた曲です。
ナット・キングコールや、エラ・フィッツジェラルドなどが歌って、大ヒットし、
日本でもいろんなミュージシャンがこの曲を歌っています。
「紙で作られた月も、きみが信じてくれれば、それは本物の月になるんだよ」
というある意味こてこてのラブソングです。
ところで、このペイパー・ムーンというのは、
昔のアメリカで流行った撮影用の小物みたいで、
その上に座って写真を撮るために作られた段ボール製の月のことみたいです。
そんなところもノスタルジックで良いですよね。
さて、この曲をインクにするならどんな色が良いかと、
思いながら、エラ・フィッツジェラルドのバージョンを何度も聞いたのですが、
何となく優しい緑色の印象がしたので、
落ち着いた少し深みはあるけれども、明るめの緑色にしました。
緑色にもいろんな質感があって、
この独特の明るさと落ち着きを兼ね備えた緑は面白いと思います。
販売価格
1,980円(税180円)
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