2nd Track3 The Girl from Ipanema

20代のころ、集中的にボサノバを聞いていたことがある。
朝から晩までずーーーっとボサノバばかりを聴いていた。
夏だろうが、冬だろうが関係なく、ボサノバの神様といわれる、ジョアン・ジルベルトはもちろんのこと、アストラッド・ジルベルト、アントニオ・カルロスジョビンなどのCDを買い集め、四六時中聴きまくった。
そんな日々は2〜3年ほど続いただろうか。
当時ぼくは紅茶会社に勤めていて、大阪で一年単身赴任でなれない営業職に就いていた。
だから、精神的に疲れ切っていて、癒しを求めていたのかもしれない。
マンションの部屋で一人でゆったりとした気持ちで聞くのに、ボサノバは欠かせない存在だった。
そんな中で一番好きだった曲が「The Girl from Ipanema」(イパネマの娘)だ。
どこがどう好きなのか今でもきちんと説明できないんだけれども、淡々としたアストラッド・ジルベルトの声が曲調とぴったり合っていて、行ったことのないリオデジャネイロの海岸を妄想させ、そこに惹かれたのかもしれない。
果たして、ボサノバであるこの曲をKEN'S NIGHTの一曲として加えて良いのかどうか迷ったのだが、最近ではジャズのアーチストがこの曲をレパートリーにしていることもあり、ボサノバとジャズの親和性はとても高いので、今回KEN'S NIGHTの1曲として加えることに。
色は、ずばり、ビーチを歩くイパネマの娘の赤銅色の肌をイメージ。
明るめの茶色にブラックラメを入れてみた。
夏の太陽と仲の良い健康的な肌を連想しながら楽しんでもらえれば幸いです。
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2,000円(内税)
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