2nd Track1 Misty

KEN'S NIGHT セカンドアルバムのオープニングは、「Misty」です。
Mistyというのは、霧のかかった状態のことをさしますが、この歌詞の中では、目が涙でかすんだ状態というような意味もあります。好きな人のことを想うだけで、まるで自分が霧の中にいるような気分になり、迷子になりそうだというような意味合いのラブソングです。
エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーガン、アンディ・ウィリアムズなど、多くの人たちが素晴らしい演奏を残しているので、気になる方はぜひ聞いてみてください。
もともとこの曲はピアニストのエロル・ガーナーによって作られた曲で、歌詞がなかったのですが、のちにこのタイトルに合わせて歌詞が付け加えられたのだとか。
ジャズは、こういう甘いラブソングが比較的多いような気がします。ぼくはそういうジャズが大好きなので、KEN'S NIGHT のファーストアルバムでも「Blue Moon」「Fly Me to the Moon」「Night and Day」「My Funny Valentine」など、そんな甘いラブソングを取り上げてきました。
このMistyの色をどんな色にしようと思った時にぼくが思い浮かべたのは、青い靄がかかった夏の明け方の街の風景です。
TONO & LIMSさんには、少し明るめの紺色のインクに2種類のラメを入れて仕上げていただきました。
このインクを使う時に、曲のちょっと神秘的な雰囲気や好きな人を想い過ぎて靄の中を歩いているような気持ちを感じていただけたら幸いです。
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2,000円(内税)
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